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2007年11月 7日 (水)

笑える1冊

最近読んだ小説でサイコーに面白かった本。
奥田英朗の『イン・ザ・プール』(文春文庫)

上映中の『サウスバウンド』を映画館で観たのが
きっかけになって、ビレッジバンガードで買ってしまった。

『サウスバウンド』は、全共闘時代のとんでもないお父さんを
とりまく家族のお話なんだけど。。。

口癖が「ナンセンス!」
こまで自分を貫けたらいいなあ、と正直思ってしまった。

ある時、お母さんの一言で、沖縄、西表島に移住することになって、
お話はどんどんぶっ飛んで行く。。。

とにかくほのぼのとしていて、全共闘的レトロ感覚に浸れる。

さて、本題の『イン・ザ・プール』は、
これまたとんでもない精神科医のお話。

伊良部総合病院の地下にある神経科を訪ねた患者は、
「いらっしゃーい」という声に迎えられる。

読み始めて、ボクは、この本を地下鉄や喫茶店で
読むのが恐くなってしまった。

何故って?
つい吹き出しそうになったり、顔がニヤニヤしてしまうから。

伊良部総合病院を訪ねる患者さんを見ていると、
今の時代を反映してるなあと思えてくる。

と言っても、全然暗くない。

プールで泳ぐことに夢中になったり、
女性に言いたい事をはっきり言ったりすることで、
自分の人生に明るい兆しが見えてくる。

注射フェチでマザコンの伊良部先生も
これまたぶっ飛んでるけど、
意外に名医(迷医?)なのかも知れない。。。

ストレスが溜まり気味、
自律神経やられ気味の人には

チョー!お勧めの1冊ですよ。

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